浦賀港引揚記念の碑
浦賀行政センター 📞046-841-4155
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昭和20年(1945)8月15日、太平洋戦争は終結、ポツダム宣言により海外の軍人、軍属及び一般邦人は日本に送還された、ここ浦賀港も引揚指定港として中部太平洋や南方諸地域、中国大陸などから56万余人を受け入れた。
引揚者は敗戦の失意のもと疲労困憊の極地にあり、栄養失調や疫病で倒れるものが続出した。ことに翌21年華南方面からの引揚船内でコレラが発生。以後、続々と感染者を乗せた船が入港し、そのため旧海軍対潜学校(久里浜長瀬)に設けられた浦賀検疫所に直接入港、有史以来かつてない大防疫が実施された。
この間祖国を目前にして多くの人々が船内や病院で亡くなる悲劇があった。昭和22年5月浦賀引揚援護局の閉鎖で、この地の引揚業務も幕を閉じた。
私達は再び繰り返してはならない戦争による悲惨な引揚の体験を後世に伝え、犠牲となられた方々の鎮魂と恒久の平和を祈念し、市制百周年にあたりここに記念碑を建立する
基本情報
- 住所 神奈川県横須賀市西浦賀町1
- TEL 浦賀行政センター 046-841-4155
- 料金 見学無料
- 駐車場 なし
- アクセス 京急久里浜駅・浦賀駅より京急バス「浦賀病院前」下車徒歩すぐ
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