大衆帰本塚の碑

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浦賀行政センター 📞046-841-4155
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この碑は、元治元年(1864)9月に建てられました。
てんがくは江戸時代後期の国学者の大畑春国が書き、碑文は浦賀奉行所与力の中島三郎助の文章と筆跡がそのまま刻まれています。
碑材には、安山岩の中でも板状節理が発達した箱根産の根府川石が使われています。なお、石碑は浦賀警察署裏手にあった山の中腹あたりに建てられていましたが、平成9年の造成工事により現在の場所に移りました。
碑文の概要」 この周辺の昔の様子を想えば、葦蟹が遊ぶところから蟹田といい、のどかな湿地帯であった。
しかし、ここにも湊の賑わいから家並みが押し寄せてきた。この開発によって傍らに眠っていた無縁仏をひとまとめにして供養しようと、時の符らが奉行の大久保土佐守が大衆帰塚を設けることを決めました。
この話を聞いた奉行所付大工棟梁の川島平吉は、奉行の決定を神妙に承り、千年後までもこの事実を伝えるためにも石碑も良い物を選び、碑の周辺には何本かの桜の木を植えて、無縁になった人々の魂を慰めようと考え、実行しました。
立派でたいそう嬉しいしんぱいであり、なんと心強くまじめな心であったのだろう。このように言ったのは、浦賀奉行所与力の中島三郎助である。

基本情報 住所 神奈川県横須賀市浦賀町5-1-1
TEL 浦賀行政センター 046-841-4155
料金 無料
駐車場 なし 
アクセス 京急久里浜駅・浦賀駅より京急バス「浦賀警察署」下車徒歩約0分

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