明月院 やぐら

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明月院📞0467-24-3437
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やぐらは、中世鎌倉時代特有の洞窟墳墓である。
間口7メートル、奥行き6メートル、高さ3メートルで鎌倉市現存の最大級である。
壁面中央には、釈迦如来、多宝如来の二仏と両脇に十六羅漢を浮き彫りにし中央に明月院中興開基、上杉憲方公をまつる宝筐印塔、その前には禅宗様式を表した香炉が安置されている。
このやぐらは、もともと、永歴元年(1160年)平治の乱、京都で戦死したこの地の豪族、山ノ内俊道の菩提供養の為に子供である山ノ内経俊によって造られたと伝えられて、その二百二十年後に上杉憲方が生前に自ら墓塔を建立したと伝えられるが、凝灰岩質であるために風化が著しく、それらの彫成り年代は明確ではなく今後の解明が必要になります。
上杉憲方公は上杉重房公の四代目曽孫で山ノ内上杉家の祖。憲方公の子孫憲政の時、北条氏康との戦いに敗れ越後の長尾影虎を頼り上杉の家名をゆずった。
長尾影虎は後の憲極時代の武勇、上杉謙信である。

明月院

基本情報
住所 神奈川県鎌倉市山の内189
TEL 明月院0467-24-3437 鎌倉市観光協会 0467-23-3050
営業時間 9:00~16:00(6月8:30~17:00)300円(明月院)
定休日 なし
駐車場 なし
アクセス JR北鎌倉駅より徒歩10分 JR・江ノ電鎌倉駅より「明月院前」下車徒歩約5分

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