白秋文学コース8 眞福寺
三浦市観光協会 📞046-888-0588
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浄土真宗本願寺派のお寺
日だまりに光ゆらめく黄薔薇
ゆり動かして友呼びにけり
大正2年(1913年)1月1日、白秋はこの寺に寄寓中の漢学者公田連太郎を訪ね、この歌のはか一首を詠んでいます。白秋はなぜ三崎行きを志したのでしょう。この三崎について白秋は
「1月2日に私は海を越えて三崎に行った。死なうと思ったのである。恐ろしい心の嵐が凡ての優しい表情を無残にも吹き散らかして了った。
私は海を見た。ただ波ばかりうねっていた。山は紅い椿が咲いていた。私はあきらめきれなかった。
どんなに突きつめても死ねなかった。死ぬにはあまりにも空が温かく日光があまりに又眩しかった。」
と書いています。
三崎と白秋の地縁を結ぶことになった公田の存在、白秋文学に及ぼした、公田の影響、白秋の三崎時代はこの寺を訪れたことからはじまります。
基本情報
所在地 神奈川県三浦市白石町13-33
TEL 三浦市観光協会 046-888-0588
駐車場 なし
拝観料 無料(見学自由)
アクセス 京急三崎口駅から京急バス「海外」下車徒歩約3分