白秋文学コース4 屁っぷり坂
三浦市観光協会 📞046-888-0588
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相模のや三浦三崎は屁の神を
赤き旗立て祭れるところ
ここ過ぎて幾たび涙落としけむ
一尺の赤き鳥居の光
この坂は急勾配のうえ、舗装される以前は赤土でした。そのため雨のあとなどは滑らないようにと、這うようにしてのぼり、腹に力が入り思わず放屁してしまったかもしれません。
正しい名は尾上坂と言い、かつては源頼朝が歌舞島に遊観した際、三崎の人達はこの坂から拝んだものだといわれています。
この歌は、坂の上り口左側にある屋敷稲荷や、坂の上の小さな天満宮(現在の天神町の名の由来といわれています。)に里人が奉納する赤い旗を面白く詠んだものといわれています。
また、この坂は、白秋が歌集「雲母集」の姉妹編となる詩集「畑の祭」の散策に、のぼらなければならない難儀な道でもあったわけです。
基本情報
所在地 神奈川県三浦市海外町14
TEL 三浦市観光協会 046-888-0588
駐車場 なし
料金 無料(見学自由)
アクセス 京急三崎口駅から京急バス「白須」下車徒歩約10分