白秋文学コース14 白秋旧居跡

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三浦市観光協会 📞046-888-0588
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恍惚とよめきわたるわだつうみの
鱗の宮のほとりぞ住む

白秋一家は大正2年4月下旬、東京からこの向ヶ崎に転居してきました。
「私達の新居はこの三崎向ヶ崎の浜にあった。時俗呼んで今でも向ヶ崎の異人館と云ふのがそれである…」と「雲母集」にあります。
白秋旧居が異人館と呼ばれた理由は、旧名主の家を長崎領事をつとめた老フランス人が買取って所有し、家屋は日本風であったが玄関や廊下の欄間には黄とか紅のガラスがはめられていたからです。
この家は大正6年の高潮の被害をうけ取りこわされました。
今は無き我家の跡に櫓かけて
磯の良夜を子ら太鼓うつ

岩崖にこども七人腰かけて海豚を
釣り居り夕焼小焼

と詠んだ。庭前小景の入江も埋立てられましたが、この公園東側の松と磯岩に当時を偲ぶ手がかりを確認することができます。
白秋はこの向ヶ原時代の情景を描写した「漁村の秋」という小品を書いています。
異人館生活六ヶ月、家族は東京へ、白秋夫妻は見桃寺へ移っていきます。
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基本情報
住所 神奈川県三浦市向ヶ崎町2446-58
TEL 三浦市観光協会0468-88-0588
営業時間 自由
定休日 なし
駐車場 なし
アクセス 京急三崎口駅より京急バス「向ヶ崎町」下車徒歩約3分
横浜横須賀道路「衣笠IC」より三浦縦貫道「林出口」経由約40分

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