中世の隧道

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称名寺📞 045-701-9573
お問い合わせの際「エンジョイ三浦半島」を見たと伝えて頂くと幸いです。

この隧道は、中世に作られたものです。
称名寺の伽藍が完成した元亨三年(一三二三)に描かれた「称名寺絵図」には、阿弥陀堂のうしろの山麓に両開きの扉があり、その洞門の位置に一致します。
江戸時代には、隧道の向こう側には「文庫のやつ」という地名があったことが記録されています。鎌倉時代の金沢文庫の遺跡の有力な候補です。県立金沢文庫の建設直前の発掘調査では、この道路に続く中世の道路が検出されております。
なお東側は風化が進んでいますが、西側は比較的旧状を残しており、扉の支柱の痕跡見られます。この隧道は国指定の史跡称名寺と金沢文庫を繋ぐ重要な史跡で、永久に文化財として保存されます。

称名寺

基本情報
住所 神奈川県横浜市金沢区金沢町(称名寺境内)
TEL 称名寺 045-701-9573
営業時間 9:00~16:30
料金
駐車場 なし
アクセス 京急金沢文庫駅より徒歩約15分

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