横須賀火力発電所

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横須賀火力発電所📞046-895-8000
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この発電所から送り出される電気の量は、年間約百三十億キロワットアワーです。発電所から送り出される電気は高圧線を伝わって、三浦半島一円に送電するとともに、京浜工業地帯電気を賄い、それは神奈川県内で使う1年間の電気量の約三十パーセントに当たります。さらに、送電線は対岸の姉崎や富津などの火力発電所ともつながっています。 敷地の周囲は約四、一キロメートルで、そのうち海に面した部分が約二、四キロメートルあり、広さは約七十一万平方メートルに及びます。仮にこの敷地内に野球場を造るとすると、東京ドームが約十八個できます。
この広大な施設の工事は、昭和三十二年に海面を埋め立てて敷地を造成することから始まりました。埋め立てに使った土の量は約三百五十万立方メートルで、霞ヶ関ビル(地上三十六階)の約七杯分です。その土のうち約三分の二は、この背後の山を崩して使い、残りは久里浜湾の底をさらった土などをあてました。
そして、そのときどきの世界最高水準の技術と施設を取り入れながら、昭和四十五年に建設工事は完成しました。
左手に見える大きな長い建物の中には、蒸気タービン発電機が八台備え付けられています。燃料は原油でも重油でも使えるようになっており、また石炭と重油を混合した燃料(COM)を使える設備もあります。
煙突は、集合煙突といい、幾本もの煙道をそれぞれにまとめて一本の煙突としたものです。高さ二百メートルのものが一本、百八十メートルのものが二本経っています。このほかにも、窒素酸化物を処理する排煙脱硝装置、硫黄酸化物を設置しているほか、硫黄分の少ない重油や原油を使用するなど、環境対策に努力が払われています。

基本情報
住所 神奈川県横須賀市久里浜 9丁目2番1号
TEL 046-895-8000
見学 只今受け付けていません
広さ 71万平方メートル
主な施設
駐車場 なし
アクセス JR・京急久里浜駅より京急バス、「東電前」下車徒歩約0分。

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