燈明堂
浦賀行政センター📞046-841-4155
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復元された浦賀燈明堂の建つ、この場所は江戸時代に浦賀港の入口、燈明崎に建っていた燈明堂の跡地である。
燈明堂は、今日の灯台のような役割をする船舶標識の施設であった。
燈明堂は1648年幕府の命によって、幕史石川六左工門重勝や能勢小十郎頼隆らが築遺したと伝えられている。石垣を土台として上に2階建ての建物があった。階下は番人小屋で、階上は四方を紙張障子とその上に金網をめぐらしてあった。その中には、直径36.4センチ、深さ12.2センチの鋼製の大きな灯台皿が置かれ。一晩に灯台心百筋と菜種油1升が灯され、その光は4海里7.2㎞)に達したという。
当初は勘定奉行の所管となっていたが、後に浦賀奉行所に所管替えとなり明治になり神奈川府の所管となった。経費は1690年までは徳川幕府が賄っていたが、同4年からは東浦賀の干鰯問屋が一切を負担するようになった。
1872年4月に廃止になるまで約220年間に渡って1日も休まず夜間の海上安全の守り役として活躍し、我が国の灯台史のうえで極めて重要なものである。建物は明治20年代まで残っていたというが風雨で崩壊してしまい、1抱えもある大きな石で高さ1.8メートル、幅3.6メートル四方に組み合わされた「切り込みハギ石」だけが残された。
燈明堂は大正13年3月国の史跡に仮指定されたが、太平洋戦争後解除され昭和43年2月に市の史跡に指定された。この石垣を利用して、浦賀燈明堂が近代建築の技術の粋を結集して当時の姿そのままに復元されました。 横須賀市指定史跡・横須賀風物百選
基本情報
- 住所 神奈川県横須賀市西浦賀6-46
- TEL 浦賀行政センター 046-41-4155
- 料金 無料
- 駐車場 あり
- アクセス 京急浦賀・久里浜駅より京急バス「燈明堂」下車徒歩約5分
概要
- 起工 昭和63年10月
- 竣工 平成元年3月10日
- 敷地面積 2,724.95 ㎡
- 建物面積 9 ㎡
- 建物構造 鉄筋コンクリート二層平屋建て
- GRC製木目模様外壁