観音崎灯台
観音崎公園パークセンター📞046-843-8316
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日本初の西洋式灯台 観音崎灯台
京急馬堀海岸駅より京急バス「観音崎」下車徒歩約15分ほどで観音崎灯台に着きます。途中急な階段あり。
県立観音崎公園の高台にあり、東京湾の灯台で幅が狭くなる要所に日本初の西洋式灯台「観音崎灯台」があります。
灯台頂上まで登ると、それほど高くない灯台ですが、観音崎の高台に位置する灯台から海岸線を覗くと以外に高く感じます。
白く塗られ、森の緑と海の青のバランスがとても映える灯台で「日本の灯台50選」に選ばれています。敷地内には灯台の歴史を知る「観音崎灯台資料展示室」や各所から集められた昔の灯台備品などを展示。
高浜 虚子
霧いかにふかくとも嵐強くとも
初代海上保安庁長官 大久保武雄
汽笛吹けば霧笛答ふる別れかな
句碑が東京湾を背にむけて敷地内にあります。
灯台よりさらに高台に海上保安庁東京湾海上交通センターが東京湾を行き交う船の航行管制を行っています。
県立観音崎公園は、元々要塞跡なので砲台跡など歴史遺産、美術館、レストラン、博物館、バーベキュー場、海水浴、ハイキングなど一日では回り切れない楽しみがあります。
横須賀風物百選
明治維新を2年後にひかえた慶応2年(1866)5月、幕府は、イギリス・フランス・アメリカ・オランダとの間に改税約定を結びました。その第十一条に、灯明台を備えなければならないことがうたってあります。また、各国が提出した灯明台箇所書には、相模国三浦郡三崎及び観音崎が示されてあります。
幕府が倒れ、明治元年(1868)となりましたが、8月30日に灯台の建設が始められました。横須賀製鉄所首長であったフランス人技士、フランソワ・レオンズ・ヴェルニーが建設を担当することになりました。横須賀製鉄所で作られたレンガと石灰を使い四角形白塗装の建物とフランス製レンズを備えた灯台が、10月29日に完成し、翌明治2年1月1日に我が国最初の洋式灯台が光を発しました。
大正12年(1923)6月26日に左源として白熱電灯が用いられるまでは、菜種や落花生の油、パラフィン、石油などが燃料に用いられました。
その、初代灯台は、大正12年(1922)4月26日の地震により大亀裂を生じ、翌年3月5日に二代目の灯台が改築されましたが、5ヶ月を経た9月1日の関東大震災で崩壊し、現在の灯台は、大正14年6月1日に完成した三代目です。構内の左手に並ぶ句碑が、灯台守り厳しい生活と出船に対する情愛の深さを実感させてくれています。
基本情報
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1187
TEL 観音崎公園パークセンター 046-843-8316
営業時間 3月~9月:平日9:00/土休日8:30~16:30/土休日17:00
10月~2月:平日9:00/土休日8:30~16:00
休園日
料金 公園入園無料【参観寄付金】大人300円・保護者同伴の小学生以下無料
公園面積 70.4ha
主な施設 トイレ
駐車場 あり
アクセス 京急馬堀海岸駅より京急バス「観音崎」下車徒歩約15分