走水水源地

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上下水道局経営部総務📞046-822-8628
お問い合わせの際「エンジョイ三浦半島」を見たと伝えて頂くと幸いです。

横須賀市の水道事業100周年を記念し、横須賀市走水1丁目の走水水源地の敷地内に、「ヴェルニーの水」の給水施設が整備されました。
2008年3月26日から利用開始です。
走水水源地は、横須賀造船所の建設に貢献したフランス人技師フランソワ・ヴェルニーが明治初期に造船所の水源として利用した歴史ある水源地です。
走水のわき水は、カルシウムやマグネシウムといったミネラルを豊富に含んだ硬水で、有機物が少ないのが特徴という。
以前ここには給水施設があったが、利用者が多すぎて国道134号線に駐車するため、交通渋滞がおきていました。そして1999年に閉鎖したままだった。
新しい施設には駐車場111台と駐輪場が完備され車は1時間まで無料でそれ以降は30分ごとに200円かかります。
問い合わせは、上下水道局経営部総務(046-822-8628 )。
ここ走水一帯は、昔から地下水の豊富なところとして知られ、明治初年頃、水おけで飲み水を市民に売り歩く商売がありましたが、その水は、この走水地内仲町の湧き水を船で運んだものだといいます。
現在地の水源地を発見し、市内で最初の水道を実現したのは、横須賀製鉄所や観音崎灯台の建設に功績を残したフランス人技師、フランソワ・レオンズ・ヴェルニーです。
明治7年5月27日、この水源から横須賀造船所(現米軍基地内)までの約7kmの水道工事に着手しました。内径12.5cm、長さ1mの土管をつなぎ合わせて埋設し、土地の高低差を利用して水を送る自然流下方式で、明治9年12月に完成しました。その後、水道管は土管から鋳鉄管に替わり、内径も約20cmになりました。更に明治34年から35年にかけて内径約25cmの水道管が敷設され、動力ポンプによる送水方式となりました。それまでの水道は、軍需用でしたので、市民の水道敷設するため不要となった水道管をすべて払い下げを受け、走水の覚英寺裏山の湧き水を水源として、大滝・若松・小川の三町に送水を開始しました。市制施行1年10ヶ月を経た明治41年12月25日のことです。使用戸数は332戸と記録されています。
この水源からは、現在も1日200立方メートルの良質な地下水を供給している市内唯一の水源地であり、災害時には応急給水の拠点となります。

走水水源地駐車場

走水海岸を望む

基本情報
住所 神奈川県横須賀市走水1丁目
TEL 上下水道局経営部総務 046-822-8628
料金 無料
駐車場 あり 走水水源地駐車場
アクセス 京急馬堀海岸駅より京急バス「伊勢町」下車徒歩約0分

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