福寿寺
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当寺は岩浦山福寿寺と称し、臨済宗鎌倉建長寺派の末寺です。開山は慶叔大孝禅師大和尚で、健歴2年3月(1212)、開基は三浦大介義明の孫にあたる三浦駿河守義村、寺は正治2年(1200)3月に建立されました。
御本尊は聖観世音菩薩で、行基菩薩の作と言われています。寺宝として三浦義村の使用した鞍、鎧、脇差等が保存されている。
義村の父、三浦義澄は源頼朝が鎌倉幕府を開くまでの間,一族を挙げてこれを授けた功を子の義村に譲ったため、義村は右兵衛尉に、そして左兵衛尉となり、駿河守に任ぜられ、嘉禎4年(1238)4月、幕府評定衆に加えられ、武将としては北条氏を凌ぐ勢力で三浦氏の最も隆盛の時代を築いた人です。
寿永3年(1184)2月一の谷の鴨越の山路で迷ったとき、義村の馬首に日頃念する地蔵尊が現れ、義村を導き、頂上に至るや「この坂を下るべし」とのお告げを得て、叔父義連等と坂を馳せ下って大勝を得たと伝えられています。この有難い地蔵を勝軍地蔵を呼び、後に義村は寺の南、即ち南向院に祀ったということです。
因みに、義村の遺した鞍にまたがると麻疹が軽くすむという言い伝えが残っています。
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住宅街を抜けて細い階段を登っていきます
階段手前にある庚申塔
境内には、前面に地球儀がありその奥に第一次南極観測隊隊長西堀栄三郎、世界的な冒険家植村直巳、、多田雄幸の3名と、左に夢がかかれている顕彰之碑があります
基本情報
住所 神奈川県三浦市南下浦町金田2062
TEL 046-886-0101
三浦市観光協会 046-888-0588
駐車場 なし
拝観料 無料(見学自由)
アクセス 京急三浦海岸駅より京急バス「岩浦」下車徒歩約3分
横浜横須賀道路「佐原IC」より約30分