天養院

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三浦市観光協会 📞046-888-0588
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浄土宗五劫山天養院宝泉寺、室町時代創建。
三浦薬師如来霊場 第14番札所
三浦地蔵尊三十八霊場 第17番札所
三浦一族歴史めぐり③
江戸時代の地誌「新編相模国風土記稿」に「この寺は和田義盛鬼門の鎮護として建立する。本尊薬師は行基作」とあり、和田義盛ゆかりの寺で、本尊薬師像は義盛の身代わり薬師といわれ次のような話が伝わっています。
「和田合戦のおり総身に負傷した義盛が痛さを思わず一同不思議な思いをした。その時この薬師像が顔から胸に傷を負い血潮が流れたという。
これを見て一同薬師の加護を念じ大いに戦ったといいます。

薬師如来及び両脇侍立象(神奈川県指定文化財)
木造一木造 平安時代
像の高さ 薬師如来 74.5cm
日光菩薩 110.5cm
月光菩薩 112.5cm
この像は、もともと天養院に伝えられたものではなく、和田義盛が邸宅の鬼門守護に建立した安楽寺の本尊であったもので、昭和18年天養院に移されました。中尊薬師如来は右腕を屈して、胸前に挙げ、左手を膝上に置いて薬壺を掌上に置く。
左右の両脇侍は、中尊に対して外側の腕を挙げ、ともに左右の手で棒状のものを握るかのような形をとっているので、おそらく日輪月輪を付した蓮茎を持っていたものと思われます。
三像の単純な顔立ち、頭部と体とのバランス、翻波風の衣文線など、平安時代の早い頃の特色を残しています。

基本情報
住所 神奈川県三浦市初声町和田1669
TEL 046-888-3013
三浦市観光協会 046-888-0588
駐車場 なし
拝観料 無料(見学自由)
アクセス 京急三崎口駅より京急バス「和田」下車徒歩約8分
横浜横須賀道路「衣笠IC」より三浦縦貫道経由「林出口」約10分

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