エシャロット
疲労回復に効果あり!
ユリ科の植物。原産地は中国、日本へは平安時代に薬用植物として伝わり、江戸時代に入り野菜として栽培されていたそうです。 たまねぎ・にんにくなどにも含まれるアリシン(硫化アリル化合物)が多く含まれ、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるので、ビタミンB1を含む他の食材と合わせると効果的です。 ビタミンB1を多く含む豚肉を使ったカレー等の料理にピッタリです。 ビタミンB1には疲労回復、夏バテなどに効果があり、是非一緒に摂りたいですね。また、血液をサラサラにする効果があります。。 独特の香味とカリカリとした食感を生かし甘酢漬けにすると栄養価が上がります。
栽培カレンダー
8月中旬~9月中旬 植え付け
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白い部分が伸びて来たら土寄せ
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5月~7月 収穫(大きくなったその前でも収穫して長い期間楽しみましょう!)
土づくり
肥えた土地よりも痩せた土地や砂地の方がよく育ちます。 普通の菜園では準備が難しいかもしれませんが、菜園の一部に砂を混ぜた場所を作ると良いでしょう。普通の菜園でも十分出来ますが、砂が混ざった方が綺麗な物ができます。 元肥えには、1平方㍍あたり、3kgほど堆肥か腐葉土と出来れば砂を入れてよく混ぜます。
球根の植え付け
8月下旬~9月上旬に約10cm間隔で2~3球ずつ植えます。植える深さは5cm位が良いでしょう。
追肥と土寄せ
発芽後、草丈が約10cm位で冬越しします。 春になると葉が伸びてくるので、化成肥料をまき、周りを軽く耕して土寄せし、球根を隠します。土寄せをしないと白い部分(美味しく食べる部分)が少なくなます。
収穫
6~7月頃、葉が枯れ始めてきたら収穫時期ですが、12月頃から間引きの間隔で収穫できます。 若いエシャロットは辛みが少なく食べやすいです。 晴れた日に球根を取り上げて、陽の当たらない風通しの良い場所で乾燥させ、植え付け時期の9月頃まで保管します。
ここがポイント!
プランターでも簡単に作れます。砂と腐葉土と土を同量混ぜ、畑と同じ要領で植えます。 プランターだと土寄せが出来ないので上に土を掛けます。 特に世話が必要な野菜ではない。
葉が枯れてきたら収穫最終期です。球根を少し残して来季に使いましょう。
適度に間隔を狭く植えると、間引き感覚で収穫しながら楽しめます。