白秋文学コース16 八景原

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三浦市観光協会 📞046-888-0588
お問い合わせの際「エンジョイ三浦半島」を見たと伝えて頂くと幸いです

八景原の春の光は極みなし
涙ながして寝ころびて居る
八景原の崖に揺れ揺るかづらの葉
かづらに照るあきらめきれず

三崎哀傷歌の一連の歌です。
八景原は当時、城ケ島、油壷に勝る景勝の地として知られていました。
明治の頃ここの断崖から遊女などが投身自殺をしたこともあって、この先の崖上に供養塔が建てられています。
白秋はこの歌を詠んで以来、三崎を訪れた時には、必ずこの八景原へ足を運んでいます。
前田夕暮は白秋と遊んだ「半島の早春」に次の一文があります。
「一天晴れたり、酒をたづさえて吾等八景原に遊ぶ。白秋君は朝酒をなみなみと杯に湛えては乾かし、さらになみなみと潮のように満たしては…」
大正12年2月8日のことでした。
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城ケ島方面を望む

三浦海岸方面を望む、崖側は竹で覆われているので、断崖は見えません。

基本情報
住所 神奈川県三浦市宮川町10
TEL 三浦市観光協会0468-88-0588
営業時間 自由
定休日 なし
駐車場 なし
アクセス 京急「三浦海岸駅」より京急バス「宮川町」下車徒歩3分
横浜横須賀道路「衣笠IC」より三浦縦貫道「林出口」経由約30分

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