虎踊り

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享保5年（1720）に伊豆半島下田にあった奉行所が浦賀に移転した時に伝えられたという。
それ以来、浦賀奉行所に於いて催し、そして浜町に移管された。
虎踊りは横須賀市西浦賀浜町に伝わる民俗芸能で、歌舞伎や唐人踊りを取り入れた珍しい踊りです。
虎は親子二体で、虎のかしらは本邦880社の神符を貼って作られ、笛や太鼓に合わせて踊ります。
近松門左衛門の『国姓爺合戦』が題材。和藤内（男児）が登場します。
海外舞踊の組み踊り様式を取り入れた、唐子踊り。大唐人（成人男子）唐子（女児）大小2頭の虎が登場！親虎には青年、子虎には子どもが二人ずつ入り、笛や太鼓に合わせて動作し、マリ遊びや逆立ちなどの曲芸をします。和藤内が暴れる虎を叶明神の神符で押さえて終了です。
神奈川県指定文化財に指定されています。