東林寺 とうりんじ

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三浦地蔵尊札所 第35番霊場
本尊 阿弥陀如来(立像三尊仏胎蔵)
開山は1523年(大永3年)浦賀山立像院、宗派は浄土宗。総本山は京都の知恩院、大本山は鎌倉の光明寺。横須賀市重要文化財「銅造阿弥陀如来及び両脇持菩薩三尊立像」は「善光寺式阿弥陀仏」といわれ、長野の善光寺の本尊を模して造られたものです。「阿弥陀二十五菩薩来迎図」は鎌倉時代後期の作と言われている。
墓地には浦賀奉行所与力の中島三郎助の墓があります。幕臣として函館千代ヶ岱台場にて戦死しました。今は浦賀港を眺める高台で眠っています。

浦賀奉行所与力の中島三郎助の墓

深本、電電、三浦稲荷社
南無阿弥陀佛と刻まれた六字祐全上人による名号石塔で、江戸屋半五郎によって建立されました。名号の彫りも深く、半五郎の信仰の深さがうかがえます。半五郎は浦賀で遊郭を営み繁盛していましたが、後に全ての財産を処分して遊女たちに分け与えて開放してやりました。自らは京都清龍寺で得度し、生仏といわれた徳本上人の弟子深本(深心)となり仏門に帰依しました。
「浦賀事跡考」によれば、東林寺境内の稲荷前では文化6年(1809)、当時の花形力士の電電為右衛門の相撲興行が行われたと記されています。
三浦稲荷社の稲荷神は、倉稲魂で五穀豊穣、開運出世、商売繁盛の神です。

基本情報
住所 神奈川県横須賀市東浦賀2-10-13
TEL 046-841-0164
営業時間
料金 無料
主な施設
駐車場 なし 
 アクセス 京急浦賀駅より京急バス「新町」下車徒歩約5分
横浜横須賀道路「浦賀IC」より浦賀駅・観音崎方面

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